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2014年10月14日 (火)

第2日曜集中カリキュラム〜

こんにちわ。ながもりです。

2回目となった集中カリキュラム。
本日はいつものお2人に加え、
まるみずクラスに入りたての方が振替えで参加です。

午前の授業は一折中とじ。
始めてののりを使った授業なので、
のりボンドの作り方を実演。
はじめは容量とかが分かりにくいですが、
教室で使ったのりボンドの濃度などを覚えておいて、
家で作った時の参考にしてください。

一折中とじはコピー用紙を切ることから。
今回はA4のコピー用紙を本文にします。
コピー用紙は縦目なので、ノートなどに使う時は
A6のノートになりますよ。
A5縦サイズを作ると目が違って来ますのでご注意を!

見返しも合わせて切り出したら、
見返しきき紙、遊び紙(裏側を上)、本文の順にならべて
一気に折ります。
一折は必ず一緒に折りましょう!

さて、ここでかがり穴を開けて、一回かがりをしました。
しかし、まずやらなければ行けないのは、
背中に寒冷紗を貼ることでした。

かがりを一度とって、寒冷紗貼り。
また穴を開けて、かがり直しです。
Image

折丁を木製クリップで留めて、再度かがります。
Sの字留め、引っ張るのは進行方向など確認しながら
かがっていきます。2回目なので、スイスイでした!
Image_2

かがりが出来たら表紙ボールの切り出し。
これからの全ての基本になるのでしっかり覚えましょう!
特に背ボールは本文を平ボールに挟んで小口側を測る
というのをお忘れなく!
Image_3

表紙のクロスを選んだら、クロスの切り出しです。
内側にボールを貼る位置もしっかり印をつけましょう。
溝の幅や印の付け方もこれから何度も使いますよー。

ボールを貼り付けたらまわりを貼り付けていきます。
まずは天地から。
ボールの厚み部分に空気が入らないようにしっかり貼り付けていきます。
Image_4

天地を貼ったら、角を内側に折り込んで、
左右を貼り付けます。
Image_5

表紙をくるみ終えたらプレスします。
続いて、背中にボンドを塗って、
表紙の背中部分にもボンドを塗って、
表紙と本文を合体させます。
麻ひもでぐるぐる2回巻いて溝をつけます。

ここからが難関の見返し貼り。
見返しにのりひき紙とシーパーラップを挟んで
見返しにのりボンドを塗ります。
まずは寒冷紗の部分を重点的に塗ります。
その後、寒冷紗の横の部分のシワを伸ばすように塗って、
最後に全体的に塗っていきます。
最後ははじの部分がはがれないように上塗りして、
表紙をパタンと落とします。
本を逆にしてこっそり覗き込んでズレを確認して、
しっかり押さえて貼り付けます。
これをまた繰り返します。
3人様とも綺麗に難なくこなしていたので、
見返しも綺麗に貼れました!

出来上がりがこちら!
お1人目はハートの可愛いクロスを使いました。
Image_6

お2人目は赤いビニールクロスです。
結構貼り付きにくいクロスで苦労されましたが、
ボンドで角をつけるなど工夫して綺麗に出来ました!
Image_7

お3人目は可愛い柄クロスを使いました。
Image_8

綺麗に出来てよかったですね。

さて、ここで午前の授業は終了。
皆さんでときわ台の一声でランチ。
久しぶりにすき焼き定食を食べました。
相変わらずボリュームあって890円は安い!

午後の授業はひたすら裏打ちです。

まずは4種類の紙と布を準備します。
紙と布の大きさを決めて、丁度いい大きさに切っていきます。
布のサイズより一辺で10〜20mmの余白が
あるようにすると裏打ちしやすいですよ。
裏打ちしてる時に紙と布の間に糸が入るとうまくくっつかないことがあるので、
事前に布から糸が出ないように布のはじの処理もしておきましょう!
ゴミや糸くずがついてないかも確認ですよ。

準備が出来たら1枚ずつ裏打ちしていきます。
紙と布(裏面を上)を横に置いて、水、セルローススポンジ、ボディブラシを準備します。
Image_9

まずは布を濡らしていきます。
水を垂らして吸わせます。この時にスポンジこすったりすると、
模様がずれたり変に布が伸びたりしてしまうので注意です。
こすらないように手で押さえたりして水を布に浸透させていきます。
布に水を染み込ませてる間に、
紙にも水を塗っていきます。
この時はセルローススポンジで、優しく水を塗るようにします。
片面塗って少し待って水が馴染んだら、
ひっくり返して反対側も水を塗っていきます。
Image_10 Image_11

紙の両面と布に水が染み込んだら、
紙の水分を手ぬぐいで押さえていきます。
そして、のりボンドを塗っていきます。
次に布の水分も手ぬぐいで押さえてから
紙のボンドの着いている方を布につけて、
空気を抜いたらボディブラシでたたいていきます。
たたき終わったらプラスチックのボードに貼っていきます。
Image_12

このたたくやり方で3種類作ります。
紙とのりの組み合わせで仕上がりが違ってきます。
図引き用紙王国+のりボンド(折丁の多いノート用)
柔らかい風合いながらのりボンドでパリッと仕上がり
図引き用紙王国+のり(和本用)
のりだけ使用して、柔らかい仕上がり
包装紙+のりボンド(折丁の多いノート 夫婦箱用)
包装紙でよりパリッとした仕上がり

最後に叩かない裏打ち方法として、
ピュアガードを使った裏打ちをします。

ピュアガードを使った裏打ちの場合、
カラーボードのうえで作業を行います。

まず布を表を上にして置き、水を含ませていきます。
全体にまんべんなく水が染み込んだら、手ぬぐいで水を押さえて、
布を折りたたんで横に置きます。
ピュアガードをボードの上に乗せて、水を含ませていきます。
破れやすいのでとても優しくスポンジで水を広げます。
注意して裏返してまた水を吸わせて、軽く手ぬぐいで水を押さえたら、
ボンド多めののりボンドを塗っていきます。
のりボンドを塗り過ぎは布に染み込んでしまうので注意です。

できあがりはこちら
お1人目は折丁の多いノートと夫婦箱は同じ布を使いました。
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お2人目は割とシックで落ち着いた感じの布です。
模様がずれやすいかなと思いましたが、うまく出来上がりそうです。
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お3人目はこちら。
花柄や猫柄など可愛い布を使いました。
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今回はここまで。
来月はバインダーと和本を作ります。
お楽しみに!

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